Jun 12, 2007

FrontSTRに望むこと!

現在東大生産研のFrontSTRは、

  • 静弾性解析
  • 固有値解析
  • 熱解析
  • 動弾性解析
  • の4種類の解析が可能である。どの製造メーカーなどでも静弾性解析と固有値解析を行う事が主流である。

    ここでFrontSTRがブレークスルーを作れるかの鍵が動解析にあると感じる。前にも書いたが、動解析で特に衝撃荷重が加わる場合が捉えられれば良いと感じる。この前のジェットコースターの事故でも衝撃荷重が加わったと考えらる。

    はめ合いにガタがある場合、振動が加わるとはめあい部でぶつかり合う現象が起こり衝撃荷重が加わることとなる。この場合どのように応力集中が起こり、どのように応力が開放されていくか、その周期またはランダムなぶつかり合い何回で降伏点を越えるかなど興味のあるところである。

    衝撃力は加速度で捉えてもよいが、自由落下の場合では接地面でa/g=sqr(2h/d+1)の衝撃が加わる。たとえばh=10で接地面で2の変形があった場合a/g=3.32となる。(ここでa:加速度、g:重力加速度、h:高さ、d:変形量)。強制振動が加えられる場合のガタのあるはめ合い部では衝撃荷重はもっと大きなものとなるであろう。

    それがどのように物体にかかり、開放されるかの動解析は、「物が壊れる」予測に使えるので寿命予測やメンテナンスの勘所を計る良い解析となるであろう。

    非線形の動解析ができるので、是非この動解析を主流のものとして解析者のレベルアップを図ってほしい。

    非線形破壊の動解析は、将来の夢としてもこの動解析は、「物が壊れる」という現象の原因を探ると言う上で一段レベルの高いものとなるであろう。

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