Dec 01, 2007
連成現象の解析
連成現象の解析について、示す。ここでは、流体現象と構造の現象がお互いに影響を及ぼす問題を例にする。
流体・構造の連成現象は、時間Δtの中で両方の変動現象が生じているプロセスを示しており、それがお互いに影響している現象である。
この現象の解析には、時刻tと時刻t+Δtの間のΔtの内に流体解析と構造解析を解かなくてはならない。
流体が構造に影響する、影響された構造が流体に影響をバックする、こういった現象では、まず流体の基礎方程式を解き、流体と構造の接触面で状態量(ここでは圧力・温度など)を構造の方程式に渡し、その状態量で構造の変位などを計算する。変位した量を流体の計算領域に渡し、メッシュを切り直すとかメッシュを変形させて流体領域を修正しなくてはならない。
東大生産技術研究所吉村教授作成のREVOCAPは、こういった連成現象を忠実にシミュレーションできる。試し計算の例は、流体中にフレキシブルな円柱が置かれ、流体圧によって撓り、撓りきったところで微弱振動しているところまでシミュレーションできている。流体のレイノルズ数の条件によっては、左右に揺れるところまでシミュレーションできるに違いない。
当社は、このREVOCAPの商用権も得ており、こういった連成現象にも対応できる力をつけて行き、解析業務の事業化を計画している。
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