Jun 03, 2008
職人と日本が捨ててはならぬもの
大阪下町の職人。
東京大田区の町工場の職人。
に代表される人たちは、こう思うであろう。
”今俺が作ってやるから、見てろ!!!”
時には図面を見ずに、時には地べたに蝋で図面を書いて作り始める。私は、東京電力㈱や中部電力㈱の発電所サイトで登録され働く職人を見てきた。図面を完全に頭に描いて作っている。手間が早い。段取りに時間をかけ、段取り7割りというまで入念に仕事の準備をする。仕事始めから終わりまでをきっちりこなし養生して次の仕事につなげる。
挨拶は、”ご安全に!”である。
無精ひげを生やしている人もいたり、首に手ぬぐいを巻いている人もいて、地べたに座って昼食をとったりする。新日鉄㈱設計会社の東海設計㈱の工務部の職人は、首に手ぬぐいを巻いたりしてSUN端末のCADで図面を書いたりしている。
今や職人たちがCAD図面や官庁申請書を書いている時代であり、そうできないと工事できない時代である。
元々勘が良く、運動神経抜群なのであるから物覚えも速いし、物づくりを毎日やっているのであるからCADなんか簡単に操作する。出来ないわけがない。
職人は、”俺は学校が嫌いだった”といい、今では人生の中で職聖を見出し立派に毎日働いている。こういった人の中に超ベテランがボウシンとして存在して、勤めている。
この人たちの物づくりは、経験から来る理屈と自信に満ちており筋が通っている。時には理論解や解析解を凌駕するほど精度が高い。
日本は、第二次世界大戦の時、零式戦闘機や戦艦大和や1万メートル射程の大砲を作り出した脅威の物づくり大国である。戦争兵器だけでなく今日は職人技によって開発されたものに溢れている。ありとあらゆる建物は全部職人が作ったものである。
これらのことを職人に感謝して、日本が絶対に捨ててはならぬものとして継承してゆきたい。このような分野で解析や分析の仕事をしてゆこうと思う。
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