Jul 05, 2008

イメージ(右脳)

人間の脳は、右脳と左脳が脳梁でつながった構造をしている。一般の俗説では、左脳は計算とか理論的思考とかをつかさどり、右脳はイメージとか芸術性・創造性をつかさどると信じられている。

レーシングドライバーで事故により左脳を損傷した人が、絵画のすばらしい才能を示したりすることがあるのは、左脳が機能しないため右脳をフルに使っているからであろう。

しかし、科学技術ではコツコツ理論で計算したとか、地道に1つ1つ洗い出す作業をして到達した理論であるとかが評価される場合が多いよう考えられる。

では、右脳で考えられたものと言うのはいったい何を技術的に意味するのであろうか?

可能性へのイメージと私は考える。

完璧ではなく、ボヤッとしたイメージの合成や思いつきは、理論を越えて存在するもので1つの可能性という右脳の創造物であろう。

1000億メッシュ、計算時間1000年という膨大な計算パワーとリソースそして時間を使わないと答えが出ない命題に、一瞬でその結果のイメージを合成するのは右脳のイメージ力である。

ここで左脳で体験・経験した事柄を右脳との連動により一瞬でイメージに合成することが科学技術では要求され、さらにそれを左脳で分析・検証しなくてはならない。

今、右脳のパワーに関する書籍などがたくさん出版されているが、科学技術においては再度述べるが左脳的思考が優先されるようである。

可能性をさっとイメージする力は、脅威の力であり、このことを科学技術の予測の分野に取り入れて解答に迅速ににアプローチすることが今後の科学技術にイノベーションを起こす原動力となるであろう。

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