Dec 01, 2007

アンケート調査の誤差の傾向

人の心理は、まちまちである。人によって異なる物差しを持ち、その人も時と場所その心理の状態で異なる判断をする。

一般にハロー効果・中心化傾向などがあり、故意的なものにはナリスマシとかがある。

正の方向のハロー効果は、人が立派だと持っているものまで立派に見えるとかで負の方向のハロー効果はその逆である。

中心化傾向も余り過激な意見を言わない方が良いというところから来ている自分を擁護する心理によるものである。

こういったことからいくらアンケート調査しても、誤差がつきまとう。

このことは調査者が、知っておくべきことで答える人が悪いわけではない。答えている人は、無意識にこういった傾向を持っている。

そうであるならば、それを逆に定量化して見て、そのことを逆に使うことが興味のあることである。

多変量統計解析を使って、特にデータの共分散構造を分析する解析法であれば、そういった傾向を見ることが出来る。

またデータの取り方を工夫することも必要である。3段階のところを10段階の点で答えてもらうとか質問の順番を工夫するとかやるべきである。

アンケート対象者をスクリーニングすることや回答項目を絞ることも考えられる。

最近フリーアンサーを分析するツールなどが出始めておりもっと正確に分析できるようであるが、このときにも必ずこのことが浮上することは確かである。

全部フリートークを分析するのではなく、特定な意見がほしい項目のみにすることや答えやすい環境を用意することも必要である。

Posted at 03:31 in n/a | WriteBacks (1521) | Edit